蔵前で遊んでいたときに、母さんがダンデライオンのお店に行きたいと言っていたので行ってみた。
2/13、バレンタイン前だからか併設のカフェ利用も、中でチョコレートを買うだけでも店の前に列ができている。
店内はすんごいチョコレートの香り。もうすんごい。
普段は手頃なチョコレートしか馴染みがないので、ダンデライオンのチョコレートの値段には驚いた。
板チョコが1400円だ。
ほえー、まあ物価高と円安の影響もあるのだろうが。
せっかくだから何か買ってあげようかと言われたが、試食もなく、そこまで唆られなかったのでやめておいた。
ただちょっと食べて味の感想を共有してよ、とのことだったので母さんが自分用に買ったチョコレート2つから一欠片ずつもらった。
母さんバレンタインチョコありがとう!
あとで調べてみてわかったことだが、ダンデライオンはカカオ農家と直接契約をしていたり、
大手企業とは違うカカオの個性を出せるよう製法にこだわりを持っているよう。
大手ビールとクラフトビールの関係みたく、クラフトチョコレートということだろう。
チョコレートバーのホンジュラス85%を食べてみる。
商品説明の香りの部分には、「プラリネチョコレート、レモンティー、はちみつ」と書いてある。
プラリネチョコレートが何かわからない。
というかチョコレートの香りの説明に別のチョコレートがくるとは。
調べてみると、どうやらアーモンドやヘーゼルナッツなどを使ったチョコレートだそう。
それなら「アーモンド、ヘーゼルナッツ、レモンティー、はちみつ」でもいいのでは、と思うのは僕が素人だから?
食べると、厚みがあってカカオの香りがいっぱいに広がる。
確かに美味しい。
ふわっと感じる華やかさと苦味で紅茶っぽく、味噌のようなコクも感じた。
ただはちみつやナッツはよくわからなかった。
1400円。
もらったら嬉しいくらいかな。
もうひとつはニブトフィーチョコレート。
これは食べる前からわかる、間違いないやつだ。
ザクザクのバターキャラメルにチョコがコーティングされててカリカリのカカオニブが載っている。
キャラメルに塩気があって、ビターチョコとのバランスも絶妙。
なかなか手軽に買える値段ではないけど、これはとても美味しかった。
ただカカオ豆からこだわって作っているチョコレートをしっかり感じられるわけではなく、似たようなお菓子は他でもあるような気もするので、
ここで買うかどうかは、ものを買うときの重要視するもの次第かなと思う。
他に似たようなものはなく、本当にここの味が好きで買うのか。
そこまで味の違いを感じられないなら、書いやすさや値段を考えて他のお店で買うのか。
大手企業とは違うダンデライオンの考えに共感して、値段設定の理由にも納得して、それを支持するから買うのか。
お店の雰囲気がかっこいいから、サンフランシスコ発という響きがおしゃれだから買うのか。
僕個人の意見は、シンプルなチョコレートバーを食べてびっくりするくらい香りや味に違いを感じられないなら、自分で買うことはないな、というのが今の時点での感想。
ただこれも、食べてみたからこそわかったこと。
いい経験、いい勉強になった。
今日のご飯
昼ご飯: 玄米、一杯分の味噌汁をフライパンに移して片栗粉でとろみをつけてあんかけに。
おやつ: バタートースト
夜ご飯: 白い丸餅と豆餅を入れた味噌汁、鮪のアラの塩焼き
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