知り合い

日記

カウンター席に座ってタイ語の勉強をしていた。

窓際のここは明るいし、外を見ることができて心地よい。

隣には仕事をするおじさんがいた。

外を歩く男性がこちら側をチラチラみている。

どうやら僕の隣にいるおじさんのことをガラス越しにみているようだった。

少し立ち止まり、訝しげに見つめ、また歩き出した。

隣のおじさんは見られていることなんか気づいていない。

しばらくするとその歩いていた男性が中に入ってきた。

隣のおじさんの方に近づいていき、立ち止まる。

おじさんがその男性を見て「…あれ!?」

男性は「ですよね!?何してるんですか!」

とどうやら2人は知り合いのようだった。

いや〜そうかなと思って、このへんに住んでいて〜、今からここでOOがあって〜、僕もこのあとXXが〜

久しぶりに会った様子だったが、話し始めてからお互いの名前を一切呼んでいないことに気づいた。

というよりきっと、声をかけたもののお互いの名前が全く出てきていなのだ。

とうとう名前を呼ばないまま、「では」と男性が行ってしまった。

こういうとき自分だったらどうしただろうかなと考える。

高校で一回も同じクラスにはなっていない同級生、職場で隣の部署にいた人、友達の友達で昔なぜか一緒に遊んだことのある人。

顔はわかるけど名前は出てこない、向こうは自分のこと覚えているかは確かではない。

そんな人を見かけた時に、僕だったら声をかけるかな。

かけるとしたら名前をその時に聞けるかな。

逆に今回でいうおじさん側の人だったら、おじさんと同じように「声かけてくれたけどこの人名前なんだっけな〜」と頭にモヤモヤを持ったまま、なんとなくその場の会話で凌ぐのかな。

今日のご飯

昼ご飯:

おやつ: トーストとオムレツの蜂蜜がけ

おやつ2: バタートーストとプロテイン

夜ご飯: 玄米、昨日のパッタイで使った豚肉の残り、鯛アラの味噌汁

夜食: なし

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